サマーニットの洗濯方法や頻度について解説

サマーニットの洗濯方法や頻度について解説

冬のオシャレの定番と言えば、ニットやセーターですよね。
しかしながら、今やニットは冬場だけに活躍するアイテムではありません。
着こなしに上品なアクセントを与えてくれるサマーニットは、春から夏にかけても大人気です。

サマーニットを着用する上で気になるのは、お洗濯についてではないでしょうか。
秋冬のようにあまり汗をかかない季節であれば、洗濯頻度は少なくて済みます。

しかし、汗をかきやすい夏の時期は着用のたびに洗濯したくなりますよね。
自宅で洗濯ができれば、もっと気軽にサマーニットを楽しめるはず!
実際はどの程度の頻度で洗濯するべきなのでしょうか?

今回は、サマーニットを家で洗濯する頻度やお手入れの方法を紹介していきます。

~ 目次 ~
1. サマーニットの洗濯頻度はどれくらいがいいの?
2. サマーニットの自宅での正しい洗濯方法
3. 長持ちさせる干し方のコツ
4. まとめ

サマーニットの洗濯頻度はどれくらいがいいの?

秋冬に活躍する通常のニットの場合は、だいたい1ヵ月毎もしくは3~4回着たら洗濯をする、というのが目安になります。
一方、サマーニットの場合は、着用のたびに洗っても問題ありません。
汗を大量にかく季節ですし、臭いや汗が気になりますよね。

とはいえ、何回も洗濯すると伸びるのが心配ですし、着るたびにクリーニングに出すとなると経済的にも負担になるでしょう。
サマーニットの洗濯は、方法や干し方をちょっと工夫してみるのがポイント。
自宅でも伸びや縮みを気にせず洗うことが可能になりますよ。

次の項目では、サマーニットを洗濯する方法を詳しく見ていきましょう。

サマーニットの自宅での正しい洗濯方法

サマーニットを洗濯する際に注意すべきなのが、型崩れや伸び縮みです。
よく使われる素材として、コットンやリネンなどの天然素材が挙げられますが、これらはとてもデリケートな素材。
洗濯機でも洗えますが、より丁寧にお手入れしたい時は、手洗いで洗うのがベターです。

用意するもの

  • 中性洗剤 (おしゃれ着洗い用のタイプ、エマールやアクロンなど)
  • 洗濯ネット
  • 洗濯桶 (手洗いの場合)
  • 手洗いする場合

    洗濯桶や洗面器などにぬるま湯を張って、中性洗剤を溶かしてください。
    そこに裏返したサマーニットを浸けて優しく押し洗いしましょう。
    その後、お湯を何度か換え、泡が出なくなるまですすぎ洗いを繰り返してください。

    洗濯機で洗う場合

    洗濯機で洗う場合は、手洗いコースやドライコースを選択してください。
    裏返したニットを二つ折りにし、洗濯ネットに入れることを忘れないようにしましょう。
    ネットに入れることで、傷みや型崩れのほか、他の洗濯物に絡まって伸びてしまうのを防ぐことができます。

    また、お気に入りのニットや装飾が付いている物は裏返しにしてネットに入れるのがオススメです。
    手洗いの時と同じく中性洗剤を使用します。汚れのひどい部分があれば、そこに洗剤を直接つけておくと汚れが落ちやすくなります。

    洗濯の時のワンポイント

    高温で洗うと汚れが落ちやすいイメージですが、デリケートな衣類の場合、繊維がお湯で傷むこともあります。
    逆に、冷たい水が苦手な性質もあるため、ニットの洗濯では、30℃程度のぬるま湯を使用するのが望ましいです。
    お風呂の残り湯を利用すると、雑菌が付着してしまうことがあるため避けてください。
    新しい綺麗な水道水で洗いましょう。

    洗剤は必ず規定の量を入れてください。
    多すぎるとすすぎが完全にできず、繊維に洗剤が残ってしまいます。
    逆に、少なすぎても汚れが落ち切りません。

    また、普段使いの洗濯洗剤を使うと、ニットには強すぎて縮みやゴワつきの原因になります。
    ニットの風合い自体を悪くしますので注意してください。
    買ってから初めての洗濯の場合は、色移りを防ぐため、初回は単独で洗濯することをおすすめします。

    脱水の方法

    サマーニットはとてもデリケートなので、通常通りの脱水だと生地が傷むことがあります。
    洗濯機で軽く脱水しても良いですが、水分を含んだニットは型崩れしやすいので、長時間は避けてください。
    脱水時間の目安はだいたい1分程度です。

    手間はかかりますが、バスタオルを使って脱水するとより良いでしょう。
    すすぎ終えたニットを軽く押し絞り、タオルに優しく包んで残った水分を吸い取らせます。

    脱水後、濡れたままにしておくと繊維が傷むため、洗濯機に長時間放置せずすぐ干しましょう。

    長持ちさせる干し方のコツ

    ニットは伸び縮みや型崩れを起こす可能性のある衣類であるため、干し方はとても重要です。
    洗濯を終えたニットを取り出して手に持つと、意外に重いことが分かると思います。
    ハンガーなどで吊り干しをしてしまうと、肩の部分が伸びたり型崩れを起こしたりしやすいのです。
    また、物干し竿にブランと干すと、袖や脇の下の部分がヨレてしまうこともあります。

    干す前に形を整えることも大切ですが、もっとも重要なのは、できるだけ平らな状態で干すということです。

    平干しのハンガーを使う

    サマーニットを干す時に役に立ってくれるのは、平干し用のハンガーです。
    干し野菜ネットのような形になっており、ニットを平らにして干すことができます。
    畳めばコンパクトにもなりますし、保管場所を取らないため購入しておけば重宝するはずです。

    平干しハンガーがない場合は、洗濯バサミがたくさん付いたピンチハンガーでも代用できます。
    通常であれば洗濯バサミで吊るして干すところを、ピンチハンガーの上に平らになる状態にして干すのです。

    洗濯カゴの上を使う

    どのご家庭にも必ずある洗濯カゴを応用する方法もご紹介しておきます。
    ある程度大きさのあるカゴを用意し、上下を逆さまにして、その上にニットを干します。
    ちょっとしたアイディアですが、平干しハンガーが自宅になくても問題ないですし、あえて購入する必要もないためお手軽な方法といえますね。

    まとめ

    いかがでしたか。サマーニットを洗濯する頻度やお手入れの方洗についてご説明しました。
    きちんとした洗剤を選び、洗濯機のコース設定さえ間違えなければ大きな問題が起こることはまずないでしょう。

    しかし、絶対に洗濯で失敗したくない物や家庭で洗うことが難しいものは、クリーニングの利用をおすすめします。
    最近では、自宅まで集荷にきてくれる宅配クリーニングもあるので便利ですよ。
    洗濯方法をマスターして、お気に入りのサマーニットを気持ち良く楽しみましょう。

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