クルーネックとは?VネックやUネックとの違いを説明

クルーネックとは?VネックやUネックとの違いを説明

誰もが持っているファッションの最必須アイテムといえばTシャツです。
手軽に着用できますが、シンプルゆえに骨格や身体のシルエットが出るので慎重に選ぶ必要があります。

一人ひとり個性があるように、身体に合うネックタイプも違います。
その点を意識して選ぶことで、着こなしがより洗練されるでしょう。

今回はTシャツのネックラインの違いや特徴、ネックごとの着こなしのポイントなどを紹介します。

~ 目次 ~
1. クルーネックって一体何?
2. 他のネックデザインとの違いは?
3. ネック別の着こなし方
4. Tシャツを着こなすためのポイント
5. まとめ

クルーネックって一体何?

クルーネックとは、丸首タイプのネックラインのことを指します。
クルー(Crew)とは「船の乗組員」という意味で、船員が着ていたセーターに由来してクルーネックと呼ばれるようになったと言われています。
最もベーシックで、カジュアルな印象を与えるネックタイプです。

丸くラウンドした首元が特徴的で、日本で流通するTシャツの多くはこのネックタイプで、世界の市場でも一番よく見かけます。
リラックスウェアである肌着やTシャツも、ほとんどがクルーネックです。

他のネックデザインとの違いは?

ネックラインには、他にもVネックやUネック、タートルネックなど様々あります。
ここでは、それぞれの種類に分けて特徴を見ていきましょう。

Vネック

クルーネックに次いで基本タイプとして重宝する、Vネック。
名前の通り、襟がV字にカットされて開いているタイプのネックです。

クルーネックと比べると、シャープでクリーンな印象を与えることができます。
直線的なカッティングなので、セクシーな印象を与えることもできるでしょう。

ただ、元々は女性用に作られたネックの形ということもあり、露出がやや目立ちます。
Vネックはクルーネックの次に人気のネックタイプで、V字の開きの深さによって印象が大きく変わることが特徴です。

Uネック

Uネックはクルーネックよりも深い丸首の形状で、文字通り開きがU字型に見えるものです。
クルーネックやVネックよりも柔らかさや優しさを感じさせます。
Vネック的なラインとクルーネック的な曲線の要素を兼ね備えた、バランスの良いデザインといえるでしょう。

しかしながら、U字の開きが深くなると肌の露出が大きくなるため、注意する必要があります。

ヘンリーネック

ヘンリーネックはボタンがフロントに付いており、Tシャツを着ているのにシャツを着ている雰囲気に見せられるアイテムです。
デザイン性が高いため、一枚で着てもサマになります。
ドレスライクなものからカジュアルなタイプまで、幅広いデザインがあります。

タートルネック

亀の首のような形が由来になっている、タートルネック。
寒さから首元を守ることができるだけでなく、顔を小さく見せられる効果もあるので便利です。

例えば、シャツにタートルネックを組み合わせると、首元にアクセントを持たせることができます。
デメリットとしては、防寒着としての機能性が高いゆえ、秋冬にかけてしか着られないことが挙げられます。

ネック別の着こなし方

洋服を上手に着こなすためには、合わせるアイテムや目指すスタイルによって、選ぶべきネックタイプが異なってきます。
重要となるのは、自分の体型や骨格を理解することです。
ここでは、自分にあったネックの種類を見つける方法をお伝えします。

クルーネックの着こなし

クルーネックは、首元が詰まって見えることが特徴の一つです。
そのため、やや華奢で肩幅が広くない体型の方、また面長な顔の方にも似合います。
クルーネックを着ると、肩幅や胸囲が強調され、上半身を魅力的に演出することができるでしょう。

逆に、首が太い人や肩幅のある人が着ると、窮屈さや小さめのサイズを無理して着ているような印象を与えてしまいます。
男らしい、がっちりした体型の方がクルーネックを着こなすには、肩が落ちるようなデザインのものを選ぶのがベターでしょう。
現代的なシルエットを無理なく表現できるため、モダンな印象になります。

Vネックの着こなし

Vネックはシャープな印象を与えるため、丸顔や、短い首、がっしりした上半身をバランス良く見せてくれます。
縦方向に入ったネックの切り込みで、縦のラインが強調されるためです。

細身な上半身の方が着ると、縦のラインが強調されて華奢さが目立ってしまいますので、開きの浅めなタイプを選びましょう。
そうすることで、シャープな印象を与えることができるでしょう。

Uネックの着こなし

Uネックは、クルーネックとVネックの中間に位置するタイプで、曲線的で中性的な印象を与えます。
ネックの開きはやや広いですが、リラックス感やラフなイメージを演出できます。
肩幅のやや広めな身体つきや角張った顔立ちの方に適しています。

Tシャツを着こなすためのポイント

VネックとUネックは、首元の肌を見せることができるアイテムです。
ですが、ネックが深すぎると胸元が過度に露出してしまい「身体が貧相に見える」「ナルシスティックなイメージを抱かせてしまう」という欠点も。
首が細く見えるため下品で安っぽく見えたり、過度に女性的なルックスに見えてしまったりすることがあるため注意しましょう。

ジャケットなどのインナーとして着る場合には、クルーネックが適しています。
カジュアルな印象のクルーネックと、重厚感のあるアウターは非常に相性が良いです。
また、がっちりした体型の方は、Uネックを着用するとスッキリまとめられることもできます。

さらに、上品さをプラスするテクニックとして、同じネックタイプのTシャツの重ね着をするというものもあります。
欧米の夏場のストリートファッションで、よく見られる着こなしです。
僅かに開きの異なる同じネックタイプを2枚重ねることで、オシャレ感を演出できます。
特に、細身の方は身体を立体的に見せることもできますし、単体で着こなすより透けを防止する効果もあります。

まとめ

今回は、クルーネックとその他のネックタイプについて紹介しました。
身体に合ったTシャツを着用すると、バランスが取れ、清潔感あふれる印象になります。
ぜひご自身の身体に合うネックタイプのTシャツを見つけてくださいね。

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