七五三の着物・七歳は何が必要?

七五三の着物・七歳は何が必要?

七歳の七五三は、ほとんどの地域で男の子は行わず、女の子のお祝いとなります。
幼さを感じさせた三歳の被布姿とは異なり、体つきもしっかりとしてきて大人と同じような装いをすることになります。
その分準備する小物類も増えますよ。

着付けの時に忘れていたという事がないよう、事前にしっかりと必要なものを確認し、準備をしておきましょう。

~ 目次 ~
1. 帯解の儀が由来となる七歳の七五三
2. 着物は「四つ身」肌襦袢や長襦袢はサイズ調整も必要
3. 帯・帯締め・志古貴(しごき)・帯揚げなど大人同様の支度を
4. バック、草履、扇子、筥迫(はこせこ)はセットで用意
5. 髪飾りで華やかさを出そう
6. まとめ

帯解の儀が由来となる七歳の七五三

七歳の七五三は、「帯解の儀」という儀式を由来としています。
これは幼い頃は着物を兵児帯や志古貴(しごき)、腰ひもなどの柔らかい帯や紐を使って着付けますが、七歳頃からは大人と同じように帯を使い着付けを行うようになります。
つまり大人への仲間入りをする儀式といえますね。

男の子は五歳で袴着の儀という大人への仲間入りの儀式を行うため、七歳の帯解きの儀は女の子が大人への仲間入りをする儀式とされています。
このため、七歳の七五三は女の子が行うお祝いとなるのです。

着物は「四つ身」肌襦袢や長襦袢はサイズ調整も必要

子ども向けの着物には「一つ身」「三つ身」「四つ身」とよばれる三種類のサイズがあります。

一つ身はお宮参りで着用する着物のサイズで、三つ身は三歳の七五三で着用する着物のサイズです。
七歳では四つ身とよばれるサイズへと変わるため、三歳の七五三で着た着物とは異なります。
四つ身の着物は子どもが着ると少し大きめなので、肩揚げが腰揚げを行い、子どもにぴったりのサイズに調整する必要があります。
四つ身の着物は早めに用意して、サイズ調整を行いましょう。

四つ身の着物の下には、肌襦袢とよばれる肌着、そして長襦袢というインナーを着ます。
長襦袢には襟が汚れるのを防ぐための半襟を縫い付けますし、着物同様に肩揚げや腰揚げを行います。

また着付けやすいように紐をつけるといった事前準備が必要です。
長襦袢と着物の間には重ね襟を挟みます。
重ね襟を挟むことで幾重にも単衣を重ねたように見え華やかさが増します。

帯・帯締め・志古貴(しごき)・帯揚げなど大人同様の支度を

腰ひもと兵児帯で着付ける幼児期の着付けに比べ、大人の仲間入りとなる七歳の七五三では帯・帯板・帯揚げ・帯紐など、大人と同様の支度が必要です。
志古貴はなくても構いませんが、後ろ姿が可愛くなりますし、七五三を除けば花嫁衣裳を纏う時しか使えないものなので、準備しておくとよいでしょう。

着物はある程度胴回りがなければきれいに着付けられないものです。
細身の子どもやくびれが目立つ子どもはタオルで補正することがあるため、タオルも数本用意しておくと安心です。
また着付け時には腰ひも数本使いますので準備しておきます。

バッグ・草履・扇子・筥迫(はこせこ)はセットで用意

小物類ではバッグ、草履、扇子、筥迫(はこせこ)を用意します。
これらは筥迫として販売されていることが多いので、セットで購入すると便利です。

筥迫には帯締めや志古貴が入っている場合もあるため、重複しないようにするとよいですね。
筥迫というのは胸元に入れる房の付いた小さな箱のようなものです。
元々は懐紙やお守り札などを入れておくものですが、装飾品として使われます。
扇も帯に差し込むため、統一感を出すために帯締めも筥迫セットに入ることが多いのです。

草履も華やかな色柄のものを用いるため、足袋は白いシンプルなものがおすすめです。

髪飾りで華やかさを出そう

華やかな雰囲気をさらに高める小道具が髪飾りでしょう。
房が付いたつまみ細工のかんざしなどは可愛らしく、七歳の七五三にはぴったりの髪飾りとなります。

七歳の頃になれば髪質もしっかりとしてきて日本髪が結える女の子も出てきます。
日本髪を結う時には、かのこ髪飾りやちんころ髪飾りを使うとボリュームがあり華やかさが増しますね。

髪飾りは一つだけではなく複数を組み合わせるとより華やかさを増します。
大きめサイズの髪飾りなら、一つだけでも華やかな雰囲気が出てきますので、洋風のアップスタイルにしたい場合や、髪が短い女の子には向いています。

子どもが主役となる七五三なので、思い切り華やかな髪飾りを用意して、おしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

髪飾りで華やかさを出そう

華やかな雰囲気をさらに高める小道具が髪飾りでしょう。
房が付いたつまみ細工のかんざしなどは可愛らしく、七歳の七五三にはぴったりの髪飾りとなります。

七歳の頃になれば髪質もしっかりとしてきて日本髪が結える女の子も出てきます。
日本髪を結う時には、かのこ髪飾りやちんころ髪飾りを使うとボリュームがあり華やかさが増しますね。

髪飾りは一つだけではなく複数を組み合わせるとより華やかさを増します。
大きめサイズの髪飾りなら、一つだけでも華やかな雰囲気が出てきますので、洋風のアップスタイルにしたい場合や、髪が短い女の子には向いています。

子どもが主役となる七五三なので、思い切り華やかな髪飾りを用意して、おしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

三歳の七五三に比べると七歳の七五三では用意するものがたくさんあります。
セットで購入すると重複するものもあるため、必要なものをしっかりとチェックして重複をさけるようにしましょう。
また、七歳頃になれば子どもの意見も交えて選ぶ必要があるでしょう。子どもの好みも考慮して着物選びも楽しんでくださいね。

七歳の七五三で着た着物は、色柄や子どもの体格によっては小学校の卒業式に袴と合わせて着用する方もいるようです。
一度きりの着用ではなく、大切な節目に再び思い出の着物が着られればよいですね。

次に着るためにはきれいな状態で保管することが必要です。
七五三で着用した後は、着物専門のクリーニングを利用してから畳紙に包み保管するとよいでしょう。

着物は一般的なクリーニング店では取り扱えないケースもあるため、着物専門の業者を選ぶと失敗がありませんよ。

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