ブルゾンの洗濯方法をチェック!

ブルゾンの洗濯方法をチェック!

ブルゾンは多くの季節に活躍する、手軽で便利なアウター。
最近では、老若男女問わず人気を集めるオシャレアイテムの1つです。

そんなブルゾンですが、適切な洗濯方法をご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。
またブルゾンはナイロン素材のものが比較的多いため、ほとんど洗濯をしなくても大丈夫と思われている方も多いと思います。

ところが、他の洋服と同じく定期的なお手入れが必要ですし、そのお手入れ方法は、特別なものではなく意外と簡単なものなんです。
そこで今回は、自宅で洗濯できるかどうかの確認方法や、洗濯方法を素材で分けて見ていきます。
大切なブルゾンを長持ちさせる、正しい洗濯方法をチェックしてみましょう。

~ 目次 ~
1. まずは洗濯表示マークを確認
2. ブルゾンの洗濯の方法は?
3. ブルゾンを上手に長持ちさせよう!

まずは洗濯表示マークを確認

さて自宅でブルゾンが洗おうとする時、まず行わなければならないことがあります。
それは、洗濯表示の確認をすることです。
自宅で洗濯できるかどうかは、ブルゾンの裏側に付いているタグの洗濯表示のマークで確認できます。

このタグには、洗濯機で洗えるのか、または手洗いするべきなのか、またどの洗剤を使うべきなのかなど、具体的な洗濯方法が書かれています。

この表示通りに洗濯すれば、縮んだり痛めたりすることなく、きれいに汚れを落とせます。
水を通さないナイロンのブルゾンなどでも、水洗い不可の表示がなければ洗うことができますので、まずは確認してみましょう。

それでは、洗濯表示の見方をご紹介します。

洗濯機で洗える表示

たらいに水が張ってある表示は、洗濯機で水洗いしても大丈夫です。
水の中に書かれている数字がある場合、それは洗濯する時の水温の上限です。

手洗いで洗える表示

たらいに入った水の中に手が入った表示は、手洗いでの洗濯を意味しています。
洗濯機では洗わずに、手洗いで洗濯しましょう。

水洗い不可の表示

たらいに入った水に、×印がある表示は、自宅で水洗いはできないことの意味です。
自宅での洗濯はせずに、クリーニングに出しましょう。

ブルゾンの洗濯の方法は?

それでは次に、ブルゾンの洗濯方法について紹介します。
中でも素材として多く扱われている、綿とポリエステルについて見ていきます。

綿素材のブルゾンの洗濯方法

秋から初冬にかけて、肌寒い時期に活躍する綿のブルゾン。
スタイリッシュで、ラフになりすぎずに着こなせる優れものです。

綿素材の多くは「手洗いのみ可」のタグがついているかと思います。
その場合、洗濯機は厳禁ですので、洗濯する前に必ず確認しましょう。
もし洗濯機洗いがOKな場合でも、時間に余裕があるなら手洗いの方がダメージが少なく、オススメです。

洗剤は普段の洗濯洗剤を使いますが、「エマール」などの中性洗剤を使うと傷みを予防でき、さらに柔軟剤を入れると仕上がりもよくなります。

綿のブルゾンの洗濯のポイントは、傷めないためにも、脱水は10秒程度が限度ということ。
綿の素材は特にシワになりやすいので、脱水を短くして、シワを軽減するように心がけましょう。

脱水時間は、長ければ長いほどシワがつくと考えていいです。
脱水したらすぐにシワを伸ばし、型崩れしないような意識で干しましょう。
綿は、濡れると水の重みで下に引っ張られ伸びるため、ハンガーで干すのでなく、平干しが最適です。

ポリエステル素材のブルゾンの洗濯方法

ポリエステルは、ブラウスやワンピース、下着にも使われる合成繊維の一つです。
汚れを吸収しやすく落としにくいですが、丈夫で軽くて乾きやすいのが特長です。

ポリエステル100%の生地はかなり丈夫なので、洗濯機で洗ってもほとんど問題ありません。
他の繊維と混紡されている場合は、洗濯表示に応じて手洗いやドライクリーニングコースを利用しましょう。

洗濯の方法は普段と同じで大丈夫です。
洗濯ネットに入れて洗濯機に入れ、洗濯が終わったら風通しのいい場所に干して乾かしましょう。

ポリエステルは、日光には強いですが、生地の傷み予防のために陰干しを心がけると良いです。
型崩れしそうな服などは、平干しで干しましょう。

手洗いの場合は、洗面器か洗面所のシンクにぬるま湯と中性洗剤を入れ、洗浄液を作ります。
たたんだ服を洗浄液に入れ、あまり揉んだりこすったりせず、手のひらで押す感じで洗いましょう。

汚れがひどい場合は、15分程つけ置きしてから、優しく押し洗いしましょう。
洗濯が終わったら、たたんだまま洗濯ネットに入れ、洗濯機に移して10秒ほど脱水します。
ポリエステルは乾きやすい生地なので、脱水は10秒ほどで十分です。

ちなみにどちらの方法でも、最後に柔軟剤を使うといい香りになり、静電気を防げるので活用してみてくださいね。
またいずれの素材のブルゾンも、乾燥機は使わないほうが良いです。
丈夫な生地とはいえ、熱を加えると色落や縮みの原因になってしまいます。

ブルゾンを上手に長持ちさせよう!

ここまでは、ブルゾンが洗濯できるかどうかと、洗濯方法について解説しました。

ブルゾンは、素材のバラエティが豊かです。
洗う際はまず洗濯表示を確認し、どんな洗い方が適しているかチェックする習慣をつけてみてください。

今回は綿とポリエステルの素材をピックアップしましたが、いずれの素材もブルゾンは比較的デリケートなアイテムなので、注意は必要です。
どうしても落ちない汚れや家庭で洗うのが難しいブルゾンは、クリーニングに依頼するようにしましょう。

また、毎日のように頻繁に着ていると汚れが気になってきますよね。
洗濯のタイミングとしては、「汚れた時」と「長期保管前」というのがひとつの目安です。
正しい管理の仕方を理解して、お気に入りのブルゾンを愛用してくださいね。

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