おむつは専用のゴミ箱を用意すべき?正しい捨て方は?

多くの自治体ではゴミを分別して捨てるため、赤ちゃんのおむつの捨て方に悩む人が多いです。
とくに赤ちゃんは、1日に何度もおしっこやうんちをするため、使用済みおむつの量も多く臭いも気になることでしょう。

そんな悩みを解決するために、今回は赤ちゃんのおむつの正しい捨て方や臭いを防止する方法、おむつ専用ゴミ箱の必要性などについてお伝えします。
使用済みおむつのゴミの処分方法がわからない人や臭い対策をしたい人は、ぜひ参考にしてください。

~ 目次 ~
1. おむつの捨て方は自治体によって違う!
2. 臭うおむつの最適な捨て方
3. おむつ専用ゴミ箱があると便利!選び方は?
4. おむつ専用ゴミ箱って本当に必要?
5. まとめ

おむつの捨て方は自治体によって違う!

自治体によってゴミの分別方法が違うため、済んでいる地域のルールに従って捨てることが大切です。
多くの自治体では「燃えるゴミ(可燃ごみ)」として処理できます。
一般的に、収集日は週に2~3回の回収なので、それに合わせて使用済みおむつを出しましょう。

地域によってはおむつ用ゴミ袋が必要

自治体によって、ゴミを出すときに指定袋に入れなければいけません。
多くの自治体では「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」の2つを指定していますが、一部地域ではおむつ専用ごみ袋に入れて出すケースもあります。

たとえば、東京都稲城市や日野市は、おむつ専用収集袋に入れて可燃ごみとして出すルールです。
また、東京都立川市は、使用済みおむつを指定の燃えるゴミではなく、透明や半透明の袋に「おむつ」と記載することで出せます。

使用済みおむつはゴミ収集日までに袋いっぱいになってしまうことも多いため、おむつ専用ごみ袋は便利な点もあります。
いずれの地域も、ゴミにおむつを出すときは、汚れを落としてからと指定しているので、この点だけは注意しましょう。

臭うおむつの最適な捨て方

おしっこやうんちが付着したおむつは、時間が経つにつれて強烈な臭いを発生させます。
部屋にまとめて使用済みおむつを置いておくと、悪臭が気になるという家庭も多いのではないでしょうか。

臭うおむつの捨て方は、次の方法で悩みを解消できます。

新聞紙などで包む

よく靴の消臭に新聞紙を使う人を見かけませんか?
新聞紙のインクは吸着効果があるため、臭いなどをキャッチして消臭する働きがあるのです。
新聞紙は木材の繊維で作られているため、目には見えませんが小さな隙間があります。
その隙間に臭いが入り、周辺に臭いをもたらさないのです。
臭うおむつは1つずつ、新聞紙で包むと悪臭が抑えられます。

外の物置などに置くCRL

使用済みおむつを部屋の中に溜め込んでおくと、家の中が臭いが充満してしまいます。
おむつが臭うときは、外の物置などに置くと部屋に悪臭を漂わせません。
ただし、外の物置などにおむつを置いておくと、ごみ出しを忘れてしまうケースが多いので注意しましょう。

消臭剤を置く

臭いを少しでも抑えるために、消臭剤を置くと臭いが落ち着きます。
部屋に芳香剤を置いておむつの臭いを遮断する人もいますが、芳香剤は消臭効果がないためおすすめしません。
逆におむつの臭いと芳香剤の匂いが混ざって、変なニオイになりかねません。
月齢とともにおむつの臭いも強くなる傾向があるため、おむつ専用消臭剤やトイレ用などの強力な消臭剤を用意しましょう。

1つずつビニール袋に入れる

使用済みおむつは1つずつビニール袋に入れるだけで、臭いを軽減できます。
普通のビニール袋でも効果はありますが、おむつ用消臭袋はより高い防臭効果が期待できます。

普通のビニール袋より少し値段が高めなので、購入を考えてしまう人も多いでしょう。
そんなときは、抗菌ポリ袋などでも臭いはある程度カットできるので、まずはこちらから試すことをおすすめします。


おむつ専用ゴミ箱があると便利!選び方は?

かさばるおむつや時間とともに臭いが強くなるおむつは、専用ゴミ箱があると便利です。
現在、各メーカーからさまざまなおむつ専用ゴミ箱が販売されていますが、使いやすさなどを考えて選ぶのがポイントです。

ここでは、おむつ専用ゴミ箱の選び方のポイントを紹介します。

フタ付きのゴミ箱

ゴミ箱にフタがないと、おむつの臭いが部屋中に広まってしまいます。
フタ付きのゴミ箱があれば、ある程度の臭いを遮断できます。
フタ付きゴミ箱を選ぶときは、密閉性の高いタイプを選びましょう。

ゴミ箱内の防臭対策

おむつ専用ゴミ箱で最近人気なのが「専用フィルム」が取り付けられる商品です。
おむつを専用フィルムで密閉できるため、わざわざビニール袋に1つずつ入れる必要がありません。
また、専用ビニール袋も防臭対策のために3層構造などになっているため、うんちなどの悪臭もしっかり防臭してくれます。

ゴミ箱全体の素材

ゴミ箱の多くはプラスチック製です。プラスチックは臭いを吸着しやすい特徴があるため、できればスチール製のゴミ箱を選びましょう。
スチール製のゴミ箱は外観のデザインがおしゃれなタイプも多いので、お部屋のインテリアとして置くこともできます。

掃除が簡単にできる

ゴミ箱に防臭対策が施してあっても、使っているうちにおむつの臭いを吸収し独特なニオイを発生させます。
定期的に洗うことで臭いは予防できるため、フタやゴミ箱本体を分解して丸洗いできるものがおすすめです。

おむつ専用ゴミ箱って本当に必要?

おむつはいずれ外れるため「わざわざ、おむつ専用ゴミ箱を買う必要がある?」と迷われる人も多いかもしれません。
でも、おむつ専用ゴミ箱は、臭いやゴミ回収までの収集量を考慮して作られていて、普通のゴミ箱に比べると使い勝手や防臭効果が高いです。
また、おむつを卒業したとしても、おむつ専用ゴミ箱は普通のゴミ箱としても使えます。

たとえば、生ゴミなど嫌なニオイを発生するゴミを、おむつ専用ゴミ箱に入れておけば家中ニオイから解放されますし、ペットを飼っている家庭ならペット用ゴミ箱としても活用できます。
多くの自治体では燃えるゴミの日が週2~3回なので、夏場の生ゴミ臭から解放されるでしょう。

まとめ

使用済みおむつのゴミの出し方は、自治体によってルールが違います。
一部地域ではおむつ専用袋に入れて出すこととなっているため、まずは住居地のごみ出しルールを確認しましょう。
また、おむつはゴミ収集日まで溜まってしまい、強烈な臭いを発生させます。
おむつ専用ゴミ箱があれば防臭対策もしっかりおこなえるため、1つあるだけで部屋に漂う臭いの悩みを解消してくれますよ。


宅配クリーニング

宅配クリーニング編集部 関連ブログ記事

メニュー