エコー写真の見方と正しい保存方法を知っておこう!

妊婦検診で、エコー写真をもらうのを楽しみにしている方も多いでしょう。
徐々に人間らしい体つきになっていく赤ちゃんを見ると、感動しますよね。
でも「見方が分からない」というママも多いのではないでしょうか?
正しい見方を知れば、さらに検診が楽しくなるはず。
また、エコー写真は劣化しやすいので、正しい保存方法を知る必要があります。


この記事では、エコー写真の見方や保存方法についてまとめています。
「エコー写真の見方が分からない」「長期間保存したい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

~ 目次 ~
1. エコーの種類
2. エコー写真の見方
3. エコー写真で性別を見分ける方法
4. エコー写真の保存方法
5. エコー写真をアルバムにまとめよう
6. まとめ

エコーの種類

エコー写真は、超音波を使って跳ね返ってきたものを画像にするという仕組みです。
体に害はなく、安心して赤ちゃんの様子をリアルタイムで見ることができます。
エコー写真は、大きく分けて3種類あります。

2Dエコー

白黒で断面的な画像なので、初めて見ると「何が何やら分からない・・・」ということが多いです。
素人には分かりにくい画像ですが、他の種類のエコーより、推定体重や頭の大きさ、羊水の量、血流などの情報が取りやすく、ほとんどの妊婦検診でこの2Dエコーが使われます。

3Dエコー

2D画像に奥行きを加え、立体的になった静止画です。
奥行きがあることで、顔の凹凸や手足の位置が分かりやすく、2Dエコーと比べるとかなり見やすいです。
30週未満の赤ちゃんは、全身をきれいに捉えることができます。
3Dエコーは別料金になる産院もあるので、事前に確認すると安心ですね。

4Dエコー

3Dは立体的な静止画ですが、4Dはさらに時間軸をプラスし、立体的な動画になります。
コマ送りのような動きですが、赤ちゃんが足を動かしたり、表情を作ったりするのがよく見えます。
4Dエコーは、とても高価な機種と手間がかかるので、別料金の産院が多いです。
また4Dエコーを導入していない産院に通う妊婦さんを対象に、4Dエコーのサービス(有料)を行なっている産院もあるので、興味がある方は探してみてくださいね。


エコー写真の見方

エコー写真には、端に数字や英語が書いてあります。
この見方を知っていると整理する時にも役に立ちますよ。

AGE 〇w〇d

これは、妊娠週日数を表しています。
wは週数(week)、dは日(day)の略。予定日をもとに割り出します。

CRL

胎児の身長を表しています。身長といっても、頭の先からお尻までの長さです。

BPD

赤ちゃんの頭の大きさを表しています。

AFI

羊水の量を表しています。
羊水の量は、赤ちゃんが健康に過ごすためには必ずチェックしなければいけない項目の一つです。


他にも大腿骨の長さを表すFLや、腹囲を表すACなどがあります。

基本的にエコー写真は、固い骨や筋肉は白っぽく、血液や羊水などの水分量が多い場所は黒っぽく写ります。
目の部分がくぼんで見えるのは、そのせい。
最初はちょっとびっくりするかもしれませんが、パパやママにはとても可愛く見えるので不思議ですね。

エコー写真で性別を見分ける方法

性別が分かるのは、早くて16週を過ぎた頃。
7週頃から外性器が作られますが、はっきりと形が分かるようになるのは16週を過ぎてからです。
男の子の場合は、股間に突起物や陰嚢が見えるので、比較的早く分かることが多いです。
ですが、へその緒や指が男の子の外性器に見えることもあり、ママが早とちりをすることも。
女の子は、股の部分に割れ目があるのが特徴です。“葉っぱがあるね~”と言われれば女の子。
エコーをした時に、お行儀よく足を閉じていて「なかなか性別が分からない!」とやきもきするママも多いです。
最近はエコーが鮮明になり、性別を間違えることは少なくなりましたが、9か月になってやっと性別が分かった・・・なんてこともよくありますよ。
性別を積極的に教えてくれない先生もいるので、気になる方は6か月を過ぎた頃に確認してみてください。

エコー写真の保存方法

写真は感熱紙でできているため、熱を与えると色が変化してしまいます。
例えば太陽光が当たる窓際や暖房器具のそばに置くのは避けましょう。
また、鞄に入れっぱなしにして摩擦が起こると、その熱により薄くなってしまいます。
経年劣化もしやすいので、箱に入れて保管していたにもかかわらず消えてしまうことも。
写真を長期間保管したい方は、カメラで撮影したりスキャンしたりして、別の紙に焼き付けることがポイント。
コピーをすると、その光で真っ黒になるというトラブルがよくあるので、コピーは避けましょう。

エコー写真をアルバムにまとめよう

エコー写真を、スキャンしたり撮影したりしたら、せっかくなのでアルバムにまとめましょう。

エコー写真専用のアルバム

エコー写真をそのまま保管したい場合は、エコー写真専用のアルバムがおすすめ。
劣化を防ぐための保護シールが入っているので、原物を長期間残すことができます。
値段も1,000円ほどと高いものではないので、スキャンしたりするのが面倒くさいと感じる方にぴったりです。

マタニティアルバム

エコーを取った日に、お腹の写真を残しておくのもおすすめ。
それを一緒にマタニティアルバムとしてまとめましょう。
徐々に大きくなるお腹と、その時の赤ちゃんの様子が分かり、とても神秘的なアルバムになります。

ベビーアルバムの最初に

赤ちゃんが生まれてきたらたくさんの写真を撮るでしょう。
1冊目のアルバムの最初にエコー写真をはるのもいいですね。
おなかの中からの成長の過程が分かり、感動すること間違いなしです。

超音波写真用のアルバムを頼む

カメラ店では、エコー写真専用のアルバムを作っている場合もあります。
自分でスキャンや撮影をするのも良いですが、やはりプロに頼むと仕上がりが違います。
写真の修正もしてくれるので、ちょっと薄くなったエコー写真でもOKです。

まとめ

エコー写真は、お腹の中の赤ちゃんの姿が見られる唯一の手段。
徐々に大きくなる赤ちゃんを見るとどんどん愛着がわきますよね。
親になる実感がなかなかわかない、というパパに見てもらうのもおすすめです。
またエコー写真が劣化をすることを知らないと、久々に出してみてショック!なんてことになりかねません。
正しい保存方法を知り、長期間きれいに手元に残してください。

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