お宮参りはいつ行う?赤ちゃんと両親・参列者の服装は?

赤ちゃんの健やかな成長を祈るお宮参りは、鎌倉時代が起源のとても歴史のある行事です。赤ちゃんが初めて外で行う一大イベント。パパとママは、気合が入りますよね。
ですが、「お宮参りについて分からないことが多い」という方も多いのではないでしょうか?事前にしっかりリサーチをして、マナー違反が無いようにしましょう。

この記事では、お宮参りの時期や、服装についてまとめています。
「お宮参りはいつ行えばいいのか分からない」「服装に悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

~ 目次 ~
1. お宮参りをする時期はいつ?
2. お宮参りの時の赤ちゃんの衣装は?
3. お宮参りのパパとママの服装は?
4. 参列者の服装は?
5. お宮参りの初穂料のマナーは?
6. お宮参りのあとの食事会は必要?
7. まとめ

宮参りをする時期はいつ?

お宮参りの日は、男の子と女の子で違います。正式には、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目です。
ですが、最近はこの日数にとらわれず、生後1ヶ月を目安に、天候や体調を考慮してお参りをする日を決める家庭がほとんど。できれば、1ヶ月検診を受けたあとの方が安心ですね。

また、生後1ヶ月の時期が真冬や真夏の場合、短時間のお出かけでも、赤ちゃんに負担がかかります。お宮参りは、いつまでに行わなければいけないという決まりはありません。いろいろなことを考慮して、生後6ヶ月頃までを目安に、お参りを済ませるとよいでしょう。

ママの体調も考慮してあげてくださいね。産後の肥立ちは人それぞれで、1ヶ月経っても悪露が多かったり、寝不足で体調を崩したりしてしまいがち。しきたりにとらわれず、赤ちゃんとお母さんの体調を優先させることが大切です。

お宮参りの時の赤ちゃんの衣装は?

正式には、白羽二重の着物を着せるのがしきたりですが、 現在は、白のベビードレスを着るのが定番です。よだれかけや靴下、帽子なども白で合わせるとよいでしょう。産院を退院する時にもベビードレスを着せる人が多いので、産前に1セット用意しておくと便利です。その上から、“祝い着”とよばれる、着物のようなものを着ます。

お祝い着やベビードレスは、子供写真館などでレンタルすることができるので、最近は購入しない方も多いようです。

お宮参りのパパとママの服装は?

ママの服装は、訪問着かフォーマルスーツ、ワンピースです。ワンピースの場合は、黒や紺、ベージュといった落ち着いた色味のもので、スカート丈が膝下のデザインのものを選びましょう。

アクセサリーは、パールのネックレスやイヤリングなど、フォーマルなシーンで使うものをチョイスしてください。靴も落ち着いた色のパンプスで、安定感があるヒールが低いものがいいですね。 また、途中で授乳することを考えて、授乳口があるものだと安心です。

昔は、黒留袖が主流でしたが、授乳がしにくく、慣れない着物はママも疲れてしまいます。今は、あまりしきたりにとらわれず、比較的自由な服装で参拝する方が多いです。
とはいえ、神社での行事なので、露出の少ないフォーマルなものを選びましょう。

パパの服装は、基本的にスーツです。ママが着物の場合も、パパはスーツで大丈夫。礼服だとなおいいですが、ビジネススーツでも充分です。黒や紺色のスーツに白のシャツを着て、きっちりネクタイを締めましょう。

一番大切なのは、赤ちゃんよりも華美になりすぎない、格が上にならないということ。お宮参りの主役は、あくまでも赤ちゃんです。赤ちゃんの服装が正式な祝い着であれば、パパとママもしっかりと礼服にするなど、主役に合わせるようにしましょう。
逆に赤ちゃんが普段着の場合は、パパとママも、普段着でいいでしょう。あまりカジュアルになりすぎない落ち着いた服装をしてくださいね。

参列者の服装は?

祖父母が一緒に参列する場合注意して欲しいのが、パパとママや他の参列者と服装をきちんと合わせる、ということです。例えばママが洋装なのに、祖母だけが着物というのはおかしいですよね。また父方の祖母が着物で、母方の祖母が洋装というのも避けなければなりません。

事前に話し合い、洋装か和装かということや、着物の格を合わせるようにしてください。パパやママが細かく指定すれば、祖父母が服装に困ることもないでしょう。

お宮参りの初穂料のマナーは?

初穂料(はつほりょう)とは、神社に祝詞の謝礼として包むお金の事です。相場は5,000円~10,000万円。
神社によっては金額が決まっているところもあるので、問い合わせをして確認してください。

初穂料は、のし袋に入れて持参します。水引は紅白の蝶結びで、表書きは「御初穂料」とし、下段に赤ちゃんの名前を記載します。名前が読みにくい場合は、フリガナをふりましょう。

お宮参りのあとの食事会は必要?

「両家の両親がせっかく揃ったから」とお宮参り後に食事会をする家庭も多いです。もちろん無理をして祝いの席を設ける必要はありませんが、余裕があれば食事会を開くと思い出になりますね。

生後3ヶ月前後にお宮参りをした場合は、このタイミングでお食い初めも両家揃って行うというのもありでしょう。ですが、食事会をする時に注意したい点がいくつかあります。まず、長居は禁物ということ。初めての外出になる赤ちゃんも多いので、疲れがたまらないように短時間で解散しましょう。

また、会場は個室の和室が安心です。赤ちゃんを寝かせたり、落ち着いてミルクを飲ませたりできます。授乳室があるか、トイレにベビーベッドがあるかなども、予約の時に確認しておくといいでしょう。

繰り返しになりますが、食事会は必須ではありません。赤ちゃんとお母さんの体調を考慮して、無理をしない範囲でできるようであれば開催してください。

まとめ

お宮参りの時期や、服装についてお伝えしましたが、疑問は解決しましたか?正式にはいろいろと決まりがありますが、現在は常識の範囲内で自由に行う方が多いです。赤ちゃんやお母さんの負担にならないように、お宮参りの時期や服装を決めてあげてください。

また、食事会の段取りや予約など慣れない赤ちゃんのお世話をしながらするのはなかなか大変。ここはパパの腕の見せ所です。夫婦で協力して、お宮参りを楽しい思い出にしてくださいね。

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