赤ちゃんの歯磨きはいつからすべき?タイミングや磨き方のコツは?

虫歯予防のために、赤ちゃんの歯磨きを始めたいけど「タイミングはいつ?」「やり方は?」など悩む人が多いです。 また、歯磨きに慣れていない赤ちゃんは、歯ブラシを口に入れようとすると大泣きしてしまうケースも珍しくありません。

今回は、赤ちゃんの歯磨きをスタートさせるタイミングや、嫌がる歯磨きをスムーズに行う方法などについて、詳しくご紹介します。

~ もくじ ~
1、赤ちゃんの歯磨きはいつから始めるべき?
2、注意!無理やり赤ちゃんの歯磨きをすると嫌がられる
3、初めてする赤ちゃんの歯磨き!やり方は?
4、歯磨き嫌いな赤ちゃん!好きになるタイミングとコツは?
5、赤ちゃんに歯磨きシートは便利!
6、赤ちゃんの歯磨きでフッ素を使っても大丈夫?
7、まとめ|赤ちゃんの歯磨きは褒めながら仕上げよう

赤ちゃんの歯磨きはいつから始めるべき?

赤ちゃんの歯は、早ければ生後6ヶ月あたりから前歯が見え始めます。歯茎から白い歯が少し出てきたら、歯磨きを始めるタイミングです。

初めは前の歯が上下2本ずつしか見えていませんが、成長とともに歯はどんどん生えてきます。
歯磨きのタイミングは赤ちゃんによって違いますが、歯茎に歯が見え始めたら赤ちゃん用の歯ブラシを用意しておくといいでしょう。

注意!無理やり赤ちゃんの歯磨きをすると嫌がられる

赤ちゃんはこれまで一度も歯磨きをしたことのないため、口の中に歯ブラシを入れると嫌がります。
歯磨きタイムになると口をグッと閉じたり、顔を背けてしまったりすることもあるでしょう。

赤ちゃんの歯磨きを習慣づけることが大切ですが、パパやママも嫌われない歯磨きをすることも意識しましょう。

歯磨きの時間は1本5秒が目安

赤ちゃんの歯磨きは、できるだけ短時間で仕上げてしまうのがポイントです。目安は1本あたり5秒にして、生えている歯を全体的に磨いてきます。

歯の数と一緒に、歯磨き時間も長くなるため、自然と嫌がらず口を開けてくれるようになります。

優しい力で磨く

歯の汚れを落とすために、力強く歯ブラシの毛先を押し付ける人が多いのですが、赤ちゃんの歯はとても繊細なので優しい力加減で磨き上げることが大切です。

あまり力を入れてしまうと、歯茎を傷つけて出血してしまう可能性があります。

歯磨き粉はうがいができるようになってから

初めての歯磨きは、歯ブラシを水で軽く洗って使うだけで大丈夫です。歯磨き粉など付けることで虫歯予防に繋がりますが、赤ちゃんがうがいをマスターしてからで問題ありません。

歯磨き粉を使わない分、歯の溝や間などに付着した汚れを、歯ブラシで丁寧に落としてあげるのが理想的です。

初めてする赤ちゃんの歯磨き!やり方は?

赤ちゃんの歯磨きは、成長に合わせて進めていくことが大切です。正しいやり方を紹介します。

歯が映える前はガーゼでトレーニング

歯磨きに少しでも早く慣れてもらうために、歯が生えてくる前からパパやママが口腔ケアしてあげるのが理想的です。授乳後、パパやママの小指にガーゼを巻いて、赤ちゃんの歯茎を優しくなぞってあげましょう。

歯磨きに慣れてもらう訓練でもありますが、パパやママとのスキンシップにもなるため、毎日習慣化するのが理想的です。

乳歯が1本生えたら赤ちゃん用歯ブラシで磨く

乳歯が1本生えてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシを活用しましょう。
まだ歯磨きに慣れていない場合、ガーゼで歯の汚れを拭き取る方法でも問題ありません。
ポイントは「歯ブラシに慣れること」なので、無理強いだけはしないようにしてください。

1歳あたりから自分磨きに挑戦してもらう

赤ちゃん用の歯磨きは、月齢に合わせた安全対策があります。さまざまなものに興味を持ち始める1歳あたりから、月齢に合った赤ちゃん用歯ブラシを持たせて「自分磨き」の練習をさせてみましょう。

赤ちゃんが歯磨きをする間は、必ず親が近くで見守る必要があります。自分磨きができたら、最後にパパやママが仕上げ磨きをする流れを作ることで、歯磨きの習慣化ができてきます。

歯磨き嫌いな赤ちゃん!好きになるタイミングとコツは?

基本的に、赤ちゃんは歯磨きを嫌います。
しかし大嫌いな歯ブラシも、タイミングやちょっとしたコツを取り入れることで「好き」へ導けます。

上の子やぬいぐるみで歯磨きの姿を見せる

多くの赤ちゃんは、誰かのマネが大好きです。上の子やぬいぐるみなどを使って、歯ブラシをしている行動をわざと見せることで「自分もやりたい」という気持ちが少しずつ芽生えてきます。

歯磨きのお手本を見せるときは、楽しそうにしている姿で取り組むと、より高い興味心が生まれます。

赤ちゃんに合った歯ブラシを選ぶ

赤ちゃんは歯ブラシを噛んだり舐めたりと、口に入れながら磨くことを覚えていきます。歯ブラシに対象月齢が必ず記載されているので、赤ちゃんの年齢にあったものを選ぶのがポイントです。大好きなキャラクターや握りやすさを考えたグリップなど、赤ちゃんに合わせて選ぶと苦手な歯ブラシも克服できるはずです。

歯磨きする時間帯を決める

歯磨きをする時間帯をバラバラにするより、「食後や就寝前」など歯ブラシの時間帯を決めた方が赤ちゃんも習慣化できます。とくに、眠っている間は唾液量が少ないため、母乳やミルク、離乳食によって虫歯になりやすい環境を作ってしまいます。

就寝前は必ず歯磨きをするなど、家庭のルールを作って赤ちゃんの歯磨きを始めるのがおすすめです。

赤ちゃんに歯磨きシートは便利!

まだ一人でうがいができない赤ちゃんや災害などで歯磨きができない環境のとき、便利なのが「歯磨きシート」です。歯磨きシートはガーゼと比べて汚れが落ちやすく、虫歯になりにくい加工がされています。

ガーゼだとキレイに洗濯していても菌の付着が気になりますが、歯磨きシートは衛生管理がしっかりしてあるため、赤ちゃんの口に入れても安心です。

赤ちゃんの歯磨きでフッ素を使っても大丈夫?

フッ素は、健康などに悪影響を与えるなどの噂があるため、まだ体の小さな赤ちゃんに使うのを考えてしまう人がたくさんいます。歯磨き粉の多くにフッ素が配合されており、またフッ素スプレーやフッ素ジェルといった専用の口腔ケアグッズも販売されています。

フッ素は歯磨きで使う量なら問題はありません。もちろん、うがいができない子やなんでも飲み込んでしまう赤ちゃんに使っても、大きな心配はありません。歯磨き粉やフッ素スプレーなどには、保存料などが配合されているため、できるだけ無添加なものを選ぶのがおすすめです。

まとめ|赤ちゃんの歯磨きは褒めながら仕上げよう

歯磨きが大好きな赤ちゃんもいれば、大泣きして口を閉ざし拒否する赤ちゃんもいます。歯磨きは虫歯予防だけではなく、パパやママとのスキンシップができる時間帯でもあります。

赤ちゃんが大泣きしているときは無理やり口を開けさせるのではなく、タイミングを見計らって褒めながら仕上げると歯磨き嫌いにならないでしょう。

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