宅配クリーニングあるある

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もう二度と使わない!とても態度の悪い受付女性

国際結婚して欧州在住の30代主婦です。現地語にさほど不自由はないはずですが、住んでいるのがかなり田舎の地方都市なために、時として偏見などに悩まされることがあります。そういった数多くの経験のうちのひとつです。

私は、転職を繰り返す夫(現地人)に従って、何度も転居を繰り返しました。この田舎の地方都市に引っ越してきた当初、まだあまり近所のことをよく知らなかったものの、頻繁に出歩いては足でおぼえようと努力したものです。ある時、とても閑静な住宅街の一角に、小さなクリーニング店を発見しました。「おっ、そう言えば夫の冬物コートをそろそろクリーニングにお願いする時期だった」と思い、その日の午後にさっそくコート持参で行ってみたのです。

態度の悪い受付女性、挨拶もなし

こんにちはー、と明るく挨拶しながら入店すると、痩せすぎの年配女性がアイロンの手をとめてぎろりと私を見ました。挨拶抜きで「何の用?」何だか感じが悪いな、と思ったのですが「この男物のコートの、ドライクリーニングをお願いしたいんですが」と言いました。彼女は鼻を鳴らして、「何で男物?」と言うのです。こちらこそ意味がわからず首を傾げてしまいました。 「あのこれ、夫のコートなんで…」と取り繕うと、彼女はそれを無視。コートのタグを見て「どうやら本当にメンズものね」
と言います。あとから理解したのですが、彼女は私がレディスのコートをメンズコートと偽って依頼し、値段を安く踏み倒そうとしている…と疑っていたのでした。

そこでようやく彼女は私を見て、「はい、20ユーロ」と言います。あれっ、たいていは後払いじゃないんですか?と聞くと「20ユーロ、払えないんならよそで頼んで」と言います。非常に嫌な態度で、そろそろ私も気分が悪くなってきたのですが、夫からはクリーニングをせかされていました。カードで20ユーロを支払うと、「じゃあ1週間後に」そう言って彼女は店の奥に行ってしまったのです。1週間もかかって20ユーロ…ちょっとどころかかなり高いんじゃない??以前住んでいた所はもっと都会だったし、競合相手がたくさんいたので安かったんだろうか…と、もやもやしながら帰宅しました。

その後、夫には私が絞られました。「1週間なんて遅い!20ユーロは高い!なんでそんなところに頼んだんだよ!!」と。別に9月にコートが必要なわけじゃないし、いいじゃないかと思うのですが夫は不満たらたらです。

時間がかかる上に割高。受付の女性に嫌気さし他店に頼む

とりあえず1週間後に取りに行ったところ、クリーニング自体に問題はなかったのですが、今度は「あなた、お金払ってなかったわよね?」などと言いがかりをつけてくるのです。私はげんなりして、所持していたクレジットカードの利用明細をつきつけました。「払わなければ他へ行けって仰ったのは、奥さんあなたでしょ。」もう二度と来るもんか、こんな店…と苦虫をかみつぶす思いで店を出ました。どうしようもない外国人嫌いのクリーニング屋だ、と思いました。その後、よくよく探すと近所にもう一件、さらに近い所にクリーニング店を発見しました。次回以降はずっとそこで頼んでいますが、同じものを5日間・16ユーロで仕上げてくれる上に、きちんとお客に対応してくれています。

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