宅配クリーニングあるある

MENU

学校指定のセーターを洗濯機で洗いサイズダウン

中学生の頃から今現在にかけて、洗濯物は自分でしています。
わたしには妹が1人居るのですが、中学生から高校生にかけて妹と2人暮らしをしていたので家事全般はわたしがしていました。(今現在は家族で無事暮らせています。)

ほとんどの姉妹や兄弟によくあることなのですが、妹は私の服を全てお古で着ています。
現在進行形です。未だに、わたしのお洋服、着ています。ちなみに現在、わたしは19歳で、妹は15歳。フリーターと中学生(受験生)です。

クリーニングは高くて自分で洗濯するのを楽するために利用するもの、と思っていた

中学を卒業する少し前の事。母親に『制服や体操服は綺麗に洗ってまとめておいて。』と頼まれました。体操服は使ったらその日に持って帰って洗濯していたのですが、カッターシャツを除く制服達はというとなんと、3年間1度も洗っていません。

クリーニングなんて、今でこそインターネットで安い料金設定されてあるお店を選んで出したりとできるのですが、当時のわたしの中では、クリーニングは高くてお金持ちが自分で洗濯するのを楽するために利用するものだと思っていましたし、第一、『制服をクリーニングに出して』と両親に言う事自体、悪い事の様に思っていました。

なのでカッターシャツなどは洗濯機で回して終了。アイロンなんて出来ないし、まずあるのかさえも分からなかった。

新学期や休み明け、皆がパリッとした制服で登校しているのに、自分だけ制服がヨレヨレなんてことは普通でした。最初はクラスメイト達が羨ましく、気にしていたのですがずっとそうだったので自然と気にしなくなりました。

こんな感じで今までやってきたので、この日もいつもの様に、わたしは洗濯機の中に全ての制服達を放り投げ、ぐるんぐるんと豪快に回してしまったのです。

この頃に使っていた洗濯機は、縦型の全自動洗濯機で今あるようなドラム型の洗濯機や『乾燥機能』の設定項目はありませんでした。なので、雨の日は部屋の中で干すし、寒い日でも暑い日でも、雨が降っていなければベランダで干していました。

夜中に洗濯を干すのは当たり前だった

制服達を放り投げてからかなりの時間が経ち(今思うと本当に長時間かかる洗濯機でした)、見事綺麗に洗われた制服達をそのままカゴの中に詰め込んでベランダへ行き、ひとつひとつ丁寧にパンッとはたいて、干していきました。 

言い忘れそうになりましたが、この制服達を干しているこの時間、夜中の0時です。私の家では夜に洗濯を干すのが当たり前であった為、その当時は何の迷いもなくそうしていました。

中学校を卒業し、進学した高校で声を掛けてきて仲良くなったクラスメイトに、『わたしの家と違う。珍しいね。夜に干して洗濯物って乾くの?』と尋ねられ、あら、確かに考えてみると、星の出る寒い夜に洗濯ものを干すよりお日様カンカン照りのお昼に干した方が早く乾くし、何より気持ちよさそうだな。と気づきました。何故今まで気づかなかったのか・・・。

現在はお日様にあてておりますので、とても気持ち良いです。あのひんやりした、湿ったような着心地が普通だったのを今思うと笑いが出ます。お昼に干した方が良いよと自らに声を掛けたいくらいです。

人生初めて洗濯物失

そして次の日、お昼起床。ダラダラし洗濯物を中に取り込もうとした時です。明らかにLサイズだった黒の学校指定セーターがSサイズ程にサイズダウン。洗濯物の家事を任され3年。人生初の洗濯失敗。サイズダウン。

いつも通りのアリエールの粉洗剤。フローラルの香りがする、液体柔軟剤レノア。いつも通りのキャップいっぱいの適当な目分量。両親に教わったけど、次の日には忘れて適当な量を入れていました。

だが、しかし、今まで問題はなったのです。

ここでこの縮れたセーターをゴミ箱へポイできればいいのですが、1年後には妹が着なくてはなりません。しかも、学校指定。校内で1番人気のカラー、黒。

これはヤバい。どうしよう。なんとかならないものかと悩んだ結果、自分のお年玉からユニ○ロで似たようなセーターを購入。
縮んだセーターは袋を2重にしてゴミ袋の奥へ詰め込みました。

何故そうしたかというと、このセーター、もともとの生地がゴワゴワしていて風もよく通すかなり安いものだったので、無駄に抵抗し、伸ばしてみたり、着てみたりしましたが効果はゼロ。

糸がほつれ、はたから見るとボロボロになってしまいました。さすがに、このセーターを妹に着てなんてことは言えませんでした。

それに、実をいうとそのセーターに思い入れはほぼなく、学校もあまり通ってないので悲しみはありませんでした。

なので、結果としては『両親に内緒でゴミ箱へポイッ』です。
妹はというと、いつもおさがりだったのが、新品になったので大喜び。新品を買うことになるなら、素直にクリーニングにだしておけばよかったと後悔しました。余計な出費ですが、むやみに洗濯機へ入れてはいけないと気を付けるようになりました。洗剤も、セーターなどはおしゃれ着用洗剤というものが存在していることを知りました。

宅配クリーニング